先日、ふと工作欲が湧き、皮小物を手作りできるワークショップに参加しました。
目黒にあるMaker’s Baseというシェア工房。
いろんな工具や機械(大き過ぎて何に使うかも私にはよくわからない)、
他にも焼き釜なんかがたくさんあって、
それらを会員はある程度自由に使える、という工房。
ほぼ毎日、何かしらのワークショップが開かれていて、
焼き物だったり、バッグを作ったり、指輪なんかも作れるみたいです。
この前は、青空カフェがありました。
コーヒーの良い香りと、木の香りやらなんやらに包まれる工房。
私が参加したのは、コインケース・カードケース・マネークリップから、
2つ好きなものを皮でつくれるというワークショップ。
今回は、コインケースと、カードケースを作る事にしました。
(マネークリップって、いつ使えば良いんだろう。オトナの持ち物だ…。)
まずは皮の色を選びます。
私はブルーの皮をチョイス。
インストラクターの方が、何から何まで説明してくれるので、
私みたいな不器用さんでも困る事はほとんどなく。
型をつかって、皮を切り出します。
切り出したら、折り目をつけて。
コインケースの内側、見える部分にはニスを塗って汚れ防止&ほど良い色味に。
ホック(金具)は、位置がずれると悲惨なので、
インストラクターのお姉さんにつけてもらいました。
普通のボンドで端を仮止めすると、一気にそれっぽく。
作業も半ば。でも、ここからがけっこうな力仕事。
皮用の目打ち(先が四又になっているのでフォークのような形)をハンマーでコンコン。
・・・なかなか貫通しない。
貫通しないと糸が通らないので、けっこうな力で、ゴンゴン!ガンガン!
(ここだけの話、これが原因で右腕が筋肉痛です。。)
綺麗に穴を空けたら、そこを縫い縫い。
糸も、ロウ引きをしてあって、しかも2本同時に通さなければなので、
きちんと目打ちを貫通させていないと、なかなか通らないです。
ちなみに糸の色も選べて、イエローをチョイス。デニムパンツみたいな組み合わせです。
どっちの糸を上にして、とか気をつけることがあり、縫い作業はとにかく黙々。
失敗したら糸をほどくのも一苦労なのです。
そんなこんなで縫い終わり、糸の処理をして、
側面を軽くヤスリがけをしたら、ようやく完成。
皮は国産のしっかりした皮をご用意いただいたみたいですが、
やっぱり初めての手作りなのでちょっと頼りないかな。
でも、既に愛着。
使っていくうちに、良い感じにくたびれてくれることに期待です。
ヒグジムからはバス1本で行ける場所なので、また何か作りに行きたいです。
次はお皿かお箸づくりかな〜。
(シ)